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ムラサキケマン

Corydalis incisa

2007/4/28   山では普通見られ良く群生する

2007/4/14   開花前の蕾の様子

2007/4/28   キケマン属特有の花

2007/4/28   葉は細かく裂ける

2007/5/29   刮ハ

日本全国の山野や山麓のやや湿り気のある場所に生える越年草です。
山では普通に見られ春には群生し紫一面になっていることも珍しくありません。
花期は4-5月頃でキケマン属特有の花の形をしており色は淡紫〜紫色で時に白が混ざります。
紫系の花をつけるのは本種とエンゴサクの類だけでエンゴサクとは葉の形状や
大きさが違いますので見分けは容易にできます。
傷付けるとなんとも言い難い悪臭がして手につくとなかなか取れなくなります。
同じケシ科で近い種のケマンソウがあるが花の形状はまったく違う。
名前の由来は紫華鬘で華鬘とは仏殿の欄間などの装飾具のことだそうです。
有毒植物